ドラッグストアMD研究会(DMS)の背景

 DMSは、明日の商品流通を目指す同志が集い、これからの成長ビジネスを創造する、本格的なドラッグストアのマーチャンダイジング研究会です。
 今まで、ドラッグストアをはじめとしたノンフーズの業態は、流通業界の潮流として急速な成長を遂げてきました。そして今、新たに成長ビジネスとしての業態確立を大きなテーマとし、更なる発展を期した革新への取り組みが、ドラッグストア業態の至上課題として浮上しています。

 当研究会は小売業、メーカー、ベンダー、ストアサポーターの方々に垣根を越えた情報交流の場を提供し、マーケット動向や法律など直面する諸問題を共に考え学ぶことで、これからの価値ある商品、更に流通技術の創造を目的とし、積極的な活動を行っています。
 これまでの閉鎖的な殻を脱ぎ捨てて、明日の成長ビジネスを考える同志が集いました。
 DMSは時代を見据え、着実な足取りで流通改革の道程を歩み続けています。


ドラッグストアMD研究会とは?

 ドラッグストアMD研究会(DMS)は1995年9月21日に発足されました。
 発足当時から小売業をはじめ、メーカー、ベンダー、ストアサポーターの各企業が、それぞれの垣根を超えて、オープンな形で話し合い、様々なマーチャンダイジングに関する研究や、ドラッグストアの産業化に向けた活動を行ってまいりました。
 (財)流通システム開発センターの「ドラッグストアに関する商慣行改善調査研究報告書」(1997年)のとりまとめや、日本チェーンドラッグストア協会の設立(1999年)、経済産業省「商業統計」(2002年)、総務省「日本標準産業分類」にドラッグストア業態を組み入れるなど、新産業として公的に認知されました。関係業界からも高い評価を得ております。

 現在においても、ドラッグストアMD研究会(DMS)は、商品、品揃え、売場づくり、販売促進などメーカー、ベンダー、ストアサポート企業と小売業が対等な立場で研究することを目的とし、各企業のビジネスを大きく発展させる国内唯一の研究会として活動を行なっています。